清盛塚と清盛弟

平清盛の時代に触れることのできる旧跡のなかで、平清盛の名前を冠した、兵庫駅近くの清盛塚の魅力は、見逃せません。

大輪田泊、能福寺、福原京、兵庫県新開地・厳島神社など、ゆかりある都、港や寺社仏閣などのように往時からを伝える史跡ではないようですが、兵庫住吉神社境内の供養塔で、北条氏八代時宗治世を示す銘が発見された塔です。

北条氏は中国との国家貿易を依然として続けており、豊富なわびさび様文物を墨彩画等を中心としてもたらしたことで有名です。

そんな清盛塚石塔は重要文化財に指定され、大事に供養されています。

十三重もある石塔ですから見ごたえがあり、石塔横に鎮座する平清盛像は、現代風の風貌ですが、昭和年間に建てられたということです。

この清盛塚のすぐ海側(南)に架かる清盛橋のレリーフとともに、観光客に源平合戦や平家物語史実場面などの歴史を紹介している石造物で現代的な観光案内スポットとなっています。

ちなみに、清盛橋は、旧大輪田泊港に向かって流れ込む兵庫運河を渡るため、大輪田泊直行橋としてかけられた架かる清盛橋には、源平の歴史上の場面のレリーフが欄干などに刻まれており、あまり供養とはいえませんが、周辺が往時に平家物語舞台そのままだった事がよく解る遺跡風になっています。

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